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100周年事業

土木学会会長挨拶

土木学会第102代会長 磯部 雅彦  今年はいよいよ土木学会100周年の年です。
 すでに、様々な行事が進み、100周年の動きが大きなうねりを見せています。調査研究委員会や若手土木技術者による活動を始め、各支部では土木コレクション HANDS+EYESが開かれ、各都市の繁華街で土木界が保有する歴史的図面や現代のプロジェクト写真など貴重なコレクションを市民の方々に見ていただいています。どぼくカフェでは、各支部で選んだ土木に関する諸々のテーマについて有意義で楽しいトークを展開しています。未来のT&Iコンテスト、そして市民主導による公共のための取り組みを顕彰する市民普請大賞の選定も進んでいます。また、9月1日には日本郵便から土木100周年の記念切手が発行されることが決まり、82円切手10枚がまとまって1シートとなり、全体で土木を表す素晴らしいデザインが公開されています。さらに、9月10-12日に大阪大学で開催される全国大会でも討論会などが企画されています。
 これらの行事を集約し、クライマックスとなるのが11月18日の土木の日の週に催される諸行事で、国際フォーラムなどが開かれます。そしてその頂点に11月21日の土木学会100周年記念式典・記念祝賀会があります。これには各国の土木学会長や日本政府要人などの出席も仰ぎ、盛大なものにする予定です。土木学会員のみならず、一般市民の方々にとっても一生の記憶として残るものになると思いますので、是非ご参加下さい。
 

2014.6.13

公益社団法人土木学会
第102代会長 磯部 雅彦

 

 

土木学会会長挨拶

土木学会第101代会長 橋本 鋼太郎  土木学会は2014年11月に100周年を迎えます。
 工学会が1879年(明治12年)に創立されて135年、土木学会が1914年(大正3年)に設立されて100年が経過して節目の年です。今まさに、これまでの歩みを振り返るとともに、今後の100年の世界を見通して土木界あるいは土木学会はいかにあるべきか、さらに土木学会会員土木技術者は何を為すべきかを熟慮すべき時です。
 これを受けて、土木学会将来ビジョン(仮称)を策定することとしています。特に、東日本大震災からの着実な復興と安全安心な国土の構築は最大の課題です。津波被災地の復興まちづくりと福島原子力発電所事故による規制区域の再生には土木学会として真に貢献できるよう努めるべきです。

 そして100周年事業の基本的なコンセプトは
① 安全・安心な国土づくりを通しての「社会貢献」
② 国際交流、国際協力を通しての「国際貢献」
③ 市民の声を反映し、土木の仕事を説明するための「市民交流」
となっています。

 土木学会は今後、2013年、2014年を通して各支部と協同して全国各地で100周年活動を進めていきたいと思います。そして、土木界に関係する他の学協会等ともに連携して盛り上げていきたいと思います。
 土木学会会員、さらに土木技術者はこの100年に一度の貴重な機会を活かして100周年事業に全員積極的に参加し、自らの仕事の意義を認識するとともに市民の方々の理解を深める努力をするべきです。会員皆様がたの協力をお願いいたします。

2013.6.14

公益社団法人土木学会
第101代会長 橋本 鋼太郎

 

 

土木学会会長挨拶

土木学会第100代会長 小野 武彦土木学会は、2014年11月に100周年を迎えます。この100年を振り返り、今後の学会のあり方を検討すべく、2007年9月から「100周年準備タスクフォース」、「100周年事業準備委員会」、「100周年戦略会議」の場で継続的に議論が展開されてきました。そして2012年9月に「100周年事業実行委員会」が設置され、いよいよ具体的に事業を実施する段階となりました。

100周年戦略会議で決定した記念事業は、2011年、2012年に募集した事業等の中から、決して一過性ではなく、土木界が将来に向けて転換するきっかけとなり、継続性があり、本部・支部・委員会の連携を取った土木学会全体の分野を横断する事業という観点に基づいて選定されたものです。

限られた財源の下ではありますが、今後2年間、全ての土木学会員はもとより、一般市民の皆さんの参加も含めた100周年事業を進めるべく実行委員会が活動することを期待するとともに、今後とも多くの方々のご指導・ご支援を頂戴いたしますようお願いする次第です。

2013.2.4

公益社団法人土木学会
第100代会長 小野 武彦