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津波防災フォーラム2014「伊豆西海岸の津波防災を考える」を開催しました

津波防災フォーラム2014「伊豆西海岸の津波防災を考える」を開催しました

日時:平成26年11月2日(日)13:30~16:00
場所:伊豆市立土肥小学校体育館

イベントレポート

 

 土木学会100周年記念行事として、市民・行政・専門家を交え、今後の津波防災対策を考えるフォーラムを静岡県伊豆市土肥地区で開催しました。昨年度、兵庫県南あわじ市で開催したフォーラムに引き続きの開催となります。

 午前中に歴史津波の痕跡などを視察した後、午後に開催した津波防災フォーラム2014には、市民や消防署員など約300名が参加され、土木学会海岸工学委員長である佐藤愼司教授(東京大学)による基調講演や、静岡県交通基盤部港湾局長の西園勝秀氏による伊豆半島の津波防災対策に関する報告、さらに、6名のパネリストを迎えたパネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションには、原田賢治准教授(静岡大学)司会のもと、伊豆市長や土肥温泉旅館協同組合専務理事なども参加され、堤防を中心としたハード整備と避難などのソフト対策をどのように連携させていくか、また、景観に配慮した海岸堤防の整備や、観光客の避難誘導など、防災と観光産業の両立をどのように図っていくかといった議題について、それぞれが意見を出し合い、堤防を地域の財産とする津波防災対策のあり方について議論されました。

 なお、フォーラムの様子は地元の伊豆新聞にも取り上げていただきました。【リンクはこちら】