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阪神・淡路大震災20年地震防災フォーラム-来るべき巨大地震にいかに備えるか-

阪神・淡路大震災20年地震防災フォーラム-来るべき巨大地震にいかに備えるか-

開催日:平成26年10月29日(水)・10月30日(木)
場 所:マイドームおおさか 

イベント告知 終了

 

詳細は建設技術展2014近畿のHPをご覧ください

来る平成27年1月17日は阪神淡路大震災から20年の節目となります。阪神淡路大震災に際しては、神戸・阪神間を中心に6,400名を超える犠牲者と社会インフラへの甚大な被害を目のあたりにし、都市直下型地震の恐ろしさを認識させられました。

そして、それまでの設計体系や地震防災研究のあり方を根本から変えなければならないという意識を我々に与えるエポックメイキングな地震災害となりました。

土木学会関西支部では、震災から20年を迎えるに当たり、阪神淡路大震災で被った被害を見つめ直し、その後20年間における学術、技術、社会システムの進歩と発展によって、来るべき大地震に対して我々がどのような準備ができているのか、一方で何が課題として残されているのかを社会に発信することを目的として、地盤工学会関西支部、関西ライフライン研究会と共催で、「阪神淡路大震災20年地震防災フォーラム」を10月29日、30日の2日間にわたって開催することに致しました。

本フォーラムの開催にあたり、建設技術展の機会をお借りし、初日(10月29日)には、まず、阪神淡路大震災を受けて進められてきた学術・技術の進展、社会システムの向上のプロセスを指揮し、第一線で目を光らせてこられた神戸大学名誉教授・沖村孝先生に基調講演をお願いしております、これに引き続き、京都大学防災研究所教授・澤田純男先生をコーディネータとしてライフライン関連の企業の皆様によるパネルディスカッションを実施します。国民生活にダイレクトに影響する電気、ガス、水道、通信、交通の耐震災対応の現状と今後について議論をしていただく機会を持ちたいと考えております。

第2日目は、午前中のセッションでは、気鋭の研究者による地震動、地盤災害、火災に関する最先端の研究成果を講演いただき、午後には社会システムや設計体系、設計実務、老朽化対策といったより実践的な側面についての最新の知見についてお話をいただきます。

関係学会員のみならず、一般の皆様におかれましても積極的に本フォーラムにご参加いただき、主催学会のミッションをご理解いただくとともに、社会の安全を守るための取り組みがどのように進んできたのかを知っていただく良い機会としたいと考えております。