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東北支部「若手土木技術者交流サロン(第二回)」の開催について

東北支部「若手土木技術者交流サロン(第二回)」の開催について

開催日時:平成26年3月6日(木) 18時~
開催場所:土木学会東北支部執務室
(仙台市青葉区本町2-5-1 オーク仙台ビル3F)

イベントレポート

 

平成26年3月6日18時より、「第二回 東北支部若手技術者交流サロン」を開催しました。

この取り組みは、行政・公共企業体・ゼネコン・コンサルタント・学生など、多様な機関に所属する若手土木技術者の情報交換・意見交換等の場を提供し、若手技術者の交流を促進することを目的に、「100周年記念事業」の一環として今年度より実施しているものです。

二回目の今回は女性若手技術者の方々に参加頂きました。

 

【概要】

 (1)開催日時:平成26年3月6日(木) 18時~

 (2)開催場所:土木学会東北支部執務室

 (3)参加者 :社会人(行政・公共企業体・ゼネコン・コンサルタント等):7名、学生:3名

 (4)テーマ :社会人「土木技術者となって良かったこと。いま、やりがいを感じていること」

         学 生「将来土木技術者になってやりたいこと。いま、勉強していること」

 

当日は、「テーマ」について参加者自身の経験・目標に基づきあらかじめ作成したペーパーをもとに、各自発表を行い、その後参加者全員による意見交換を行いました。

意見交換では、

「女性技術者で良かったこと・困ったこと」として、入社直後は「現場に行っても地元住民からは「男の人と話をしたい」など相手にされず苦労したが、何回か話をするうちに信頼関係が構築され、工事が完成した際は感謝の言葉を頂けるまでになった」など、入社当初は男性と違った苦労をしたとの経験談が聞かれました。なおこれらも、仕事の経験を積むうちに無くなったとのことです。

またフリーディスカッションでは、「仕事と家庭の両立」についてが話題となり、「今の職場では、結婚はできても子育ては時間が無く難しそう」という意見が出る一方、「職場では子育てをしながら仕事をしている女性がたくさんいる。会社も同僚も理解しており、特に珍しいことではない」といった意見が出され、会社や担当する仕事内容によって大きな違いがあることが分かりました。

さらに復興関係で忙しい日々の中、どのようにストレス発散・気分転換を行っているかが話題となり、参加者からは「一人カラオケに行く」「友人を誘っての飲み会」「短い休みでも思い切って旅行に行く」など、短期集中で仕事の疲れを発散することを積極的に行っているとの意見が多数出されました。

今回は女性を対象とした「若手技術者交流サロン」でしたが、女性同士ということもあり大変活発な意見交換・情報交換がなされ、短時間ではありましたがよい交流の場となりました。