HOME > 『安全な国土への再設計』中部支部TF 歴史・教訓に減災を学ぶ見学会(台風・高潮編)を開催しました。

『安全な国土への再設計』中部支部TF 歴史・教訓に減災を学ぶ見学会(台風・高潮編)を開催しました。

『安全な国土への再設計』中部支部TF 歴史・教訓に減災を学ぶ見学会(台風・高潮編)を開催しました。

平成25年12月6日(金) JR金山駅:受付 8:30~
平成25年12月7日(土) JR岐阜駅:受付 8:30~

イベントレポート

 

【イベント概要】

 開    日:平成25年12月6日(金)9:00~18:00  ~伊勢湾台風の爪跡を探る~
 見学場所:愛知県名古屋市、弥富市、三重県桑名市
     者:土木学会員及び学生、教員、NPO等  計 30名(事務局含む)
 内   容:【現地視察】
          大同高校グラウンド南伊勢湾台風記念像、名古屋ポートビル
          鍋田干拓地農村団地堤・伊勢湾台風復興住宅(弥富市)
         伊勢湾台風最終締切地(長島町白鶏)、伊勢湾台風殉難の碑(松陰)
         桑名七里の渡跡・三水門、近鉄長島駅前浸水位表示板
         長島輪中の郷、なばなの里基盤整備箇所
       【フォーラム】
        1)中部地方巨大災害TFの概要とフォーラムの進め方
        2)伊勢湾ゼロメートル地帯における取り組み
        3)討論会「歴史・教訓を踏まえた巨大災害への備えについて」

     日:平成25年12月7日(土)9:00~17:30   ~濃尾平野の治水の歴史を探る~
 見学場所:岐阜県岐阜市、羽島市、安八郡輪之内町、海津市
     者:土木学会員及び学生、教員、NPO等  計 28名(事務局含む)
 内   容:【現地視察】
         長良川締切(改修記念碑)、長良川陸閘、長良川特殊堤
         墨俣一夜城、円空中観音堂、三川分流碑・木曽長良背割堤
         薩摩堰治水神社 大榑川洗堰(宝暦治水)、十連坊堤防
         海津市 歴史民族資料館、治水タワー・治水神社

  中部支部管内で発生が危惧される巨大台風巨大地震・津波及び大規模土砂災害等の巨大自然災害。これらをどう克服するかについて官・学・民の協働で取り組んでいるのが「中部地方巨大災害タスクフォース」です。
 地震・津波編(6月浜松方面)、大規模土砂災害編(9月立山方面)に引き続き今回は台風・高潮編を実施しました。これら一連の見学会では、これらの巨大自然災害に対する備えについて、過去に発生した歴史的巨大自然災害の爪痕調査や災害の被災地における防災の取組みの調査を行い、今に伝わる先人たちの減災の知恵を理解したうえで、現地においてタスクフォースのメンバーと意見交換を行ってきました。
 今回は、中部地方を代表する木曽三川の治水を学ぶとともに、中部地方に大きな被害をもたらした伊勢湾台風の史跡を訪れ、歴史・教訓に減災を学ぶ機会としました。
 詳細は 開催報告書(台風・高潮編)(PDF)をご覧ください。