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【北海道支部】選奨土木遺産認定書授賞式・「土木の日」記念講演会 報告

【北海道支部】選奨土木遺産認定書授賞式・「土木の日」記念講演会 報告

平成25年11月18日(月) 13:00~16:10
ホテルモントレ札幌 1F ケンジントン(札幌市中央区北4条東1丁目)

イベントレポート

 

131名の参加をいただき、たいへん盛況のうちに終了することができました。

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・開会 13:00 主催者挨拶  公益社団法人土木学会北海道支部長

・Part1 選奨土木遺産授賞式

13:05~13:10 これまでの選奨土木遺産(公益社団法人土木学会北海道支部選奨土木遺産選考委員会)

13:10~13:20 選奨土木遺産認定書授賞式

13:20~13:45 受賞報告 覆蓋付緩速ろ過池(春光台配水場)(旭川市)、旧北炭幾春別炭鉱・錦坑の炭鉱施設群(三笠市)

<-休憩- 13:45~14:00 >

・Part2 土木の日記念講演会  

講演1  14:00~15:00(質問時間10分を含んでます)

講演テーマ:2011年タイ洪水からの教訓、世界の防災イニシアティブと日本のプリゼンス

講演者  :国際協力機構 客員専門員 竹谷 公男 氏

概要 :2011年にタイを襲った洪水は、いかにアジアの国々と我が国の産業が密接なサプライチェーンでつながっているかを見せつけた。日本の防災技術による国際展開も求められる中でのタイ洪水の教訓と、2015年に同時に改訂となる防災の国際イニシアティブである「兵庫行動枠組」HFAと国連ミレニアム開発目標の改訂などとの関連、これらの支援潮流を決める国際枠組み改訂で日本がイニシアティブを取るためにJICAが行っている活動の成果などを紹介する。

<-休憩- 15:00~15:10 >

講演2  15:10~16:10(質問時間10分を含んでます)

講演テーマ:水ビジネスの世界情勢~勝てる日本の戦略は~

講演者  :グローバルウォータージャパン 代表 吉村 和就 氏

概要 :世界人口の増加、経済の発展とともに世界水ビジネス市場は急激に発展し2050年には約100兆円を超える予測も出ている。このような背景化で各国は国を挙げて水ビジネスに取り組んでいる。今回は・世界の水資源の動向・世界水ビジネスの市場規模・各国の水ビジネス戦略(仏、シンガポール、韓国など)・巨大企業の水ビジネス戦略(スエズ、ヴェオリア、GE,IBM)などを紹介する。それらを踏まえ、多くの国際競争分野で常に「技術に勝ってビジネスに負ける日本」は、今後進展する水ビジネスにどう対処すべきか、豊富な国際経験を踏まえた筆者は「勝てる日本の水戦略」を提案する。

閉会 16:10