Photographer 大村拓也 プロフィール
1982年東京生まれ。大学で土木工学を専攻し、卒論ではシールドトンネルの密閉式合成セグメントについて取り組む。研究室やサークル活動を通じて参加した現場見学会で土木施工の面白さに魅せられ、学部を卒業した2006年からはフリーとして、「日経コンストラクション」誌を中心に施工現場の撮影・取材・執筆をこなす。土木学会誌では、2010年4月から1年間、「土木遠景」を連載。俯瞰撮影を用いて、橋やダムといった土木構造物そのものではなく、システムとして人の営みを支える土木の姿を写真で紹介した。最近では、土木学会コミュニケーション部門土木の日実行委員会土木コレクション小委員会の委員として、「土木コレクション」の活動にも参加。近代日本の礎を築いた「土木遺産」や、従前とは異なる「新しい土木」も撮影し、全国各地を巡っている。