■ 土木コレクションとは
土木コレクションとは土木界が保有する歴史資料、図面、写真など普段目にすることができない各種コレクションを展示公開するものです。このプロジェクトは2008年より土木学会の土木の日実行委員会の本部事業として始まり、2009年からは全国大会と連動し、開催地のコレクションを収集展示してきました。本年度が土木学会創立100周年にあたることから、100周年記念事業のため全国の事例を再度収集整理し、とりまとめました。HANDSコレクションが89件、EYESコレクションが12件と北海道から沖縄まで100件を超えるコレクションを集めることができました。
土木コレクションは2つのカテゴリーからなります。明治期から昭和初期の土木エンジニアは高い志、熱意、プライドを持って国土づくりに取り組んできました。この時代の美しく繊細な図面一枚一枚からは当時の土木技術の大胆かつ優れた構想力とともに、先人たちの熱い思いが伝わってきます。これらの手書きの図面を中心に展示を行っているのがHANDS土木エンジニア ドローイング展です。
また、はっと目が奪われるような、未来を見通した土木事業のこれからを感じてもらえるような新しいコンセプトのプロジェクトを展示しているのがEYES土木エンジニア ヌーヴォー展です。
HANDS 土木エンジニア ドローイング展
明治期から昭和初期、土木エンジニアは高い志と熱意、プライドを持って国土づくりに取り組んできました。この時代のエンジニアによる手書きの図面一枚一枚からは彼らの意思と当時の技術の高さが伝わってきます。
EYES 土木エンジニア ヌーヴォー展
環境や技術、デザインなど、はっと目が奪われる、未来を見通した土木事業のこれからを感じてもらえるような新しいコンセプトの現代のプロジェクトを展示します。