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イベント告知 終了
文明を作ってきた土木屋と文化としてのドボクに興味ある若者,その様子に気づく街ゆく人々.日常にさりげなく現れる土木的なるもの.それが「どぼくカフェ」の魅力です.
松山で発の開催となるどぼくカフェは,「道が趣味」をテーマに,大街道商店街内でオープンします.道を趣味にするってどういうことでしょう?あなたを奥深いドボクワールドへお連れします!
▶プログラム
1.「どぼくカフェとは?」高橋良和氏(どぼくカフェ主催者/京都大学)
2.「道路の最後と最期を見つめて」平沼義之氏(オブローダー*)
3.「自由討論 極私的 道の楽しみ方」
*オブローダーとは,道路趣味者の中でも特に廃道を好んで探索・調査する人のこと(造語)
▶講師略歴
平沼義之(http://yamaiga.com)
廃道・廃線など,棄てられて交通路の探索に没頭しているオブローダー.道路全般に造詣が深く,「大研究 日本の道路120万キロ」(2013年 実業之日本社),「廃道クエスト」(映像作品)(2013年 日活)などの出版多数.
イベントレポート
今年度最後の関西支部でのどぼくカフェは,「踏んでもええアート」として,マンホール蓋を垣下さんより紹介していただきました.約15年前からマンホール蓋の魅力にとりつかれ,2005年には「路上の芸術」というマンホール鑑賞本を出版されたり,NHKはじめ様々なメディアでその魅力を発信されている垣下さんの軽妙な話術も相まって,とても楽しいどぼくカフェとなりました.
#私も紹介された大正五年のマンホールを探しに,連休中京都を散策しましたよ.
関西支部では,2010年度より,どぼくカフェを年数回開催しています.年に一度,規模の大きなどぼくカフェを開催しており,今年は全国より国道愛好家(道ちゃん)を6名お招きし,国道,酷道,旧道,廃道の魅力から,道の写真の撮り方,さらには道に合わせたファッションなど,それぞれの「私的観点」による道の魅力を披露していただきました.また大阪市の道路管理者からも,管理者視点の道の魅力を披露していただき,大いに盛り上がりました.
踏んでもええアート マンホール蓋は「路上の芸術」と題しての開催です。
ひかれても、踏まれても、さらに無視されても、じっと耐えているマンホール蓋ですが、本当はとってもお喋り。熱いまなざしで、蓋を見つめてやると、さあ物語の始まりです。マンホールだけに奥の深~い話を。
あっ、ちょっと、車には気~つけてくださいよ。
皆さんのお越しをお待ちしております。
土木関係者・非関係者とのコラボレーションを通じ、新しい土木の楽しみ方を一緒に考えてみませんか? 参加費無料、事前申込不要です。是非、ご参加ください!