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土木学会100周年記念シンポジウム ~災害多発地域・九州の災害を考える~を開催しました

土木学会100周年記念シンポジウム ~災害多発地域・九州の災害を考える~を開催しました

日時:2014年11月18日(火)17:30~19:45
場所:アクロス福岡7F大会議室

イベントレポート

 

 土木学会100周年記念事業として、土木学会西部支部、九州大学西部地区自然災害資料センター、九州大学工学研究院附属アジア防災研究センターが共同で主催して、火山災害、土砂災害、水害などの専門家、市民活動家といった多様な方々を迎え、災害多発地域である九州の災害発生状況を振り返りながら、今後の災害対応の方向性等について議論する場として開催されました。一般市民、民間企業、国及び地方行政機関の関係者、大学・研究機関の関係者など、合計92名(会場定員150名)の方々に参加いただきました。

 本シンポジウムは、基調講演「九州地域のこれまでの災害と今後の対応」、パネルディスカッション「災害多発地域・九州の災害を考える」の2部構成で行われました。

 基調講演では、九州地域のこれまでの災害と今後の対応などについて、「安全な国土への再設計」土木学会西部支部タスクフォース座長の善功企氏より講演いただきました。

 パネルディスカッションは、「安全な国土への再設計」土木学会西部支部タスクフォース幹事長の塚原健一氏をコーディネータとして、井村隆介氏(鹿児島大学 准教授)、角銅久美子氏(防災どんたく 相談役)、笠間清伸氏(九州大学 准教授)、渡辺亮一氏(福岡大学 准教授)の合計4名のパネラーとして行われました。パネラーの方々から「九州の火山災害~噴火災害と土砂災害~」(井村氏)、「楽しみながら 防災意識を身につける」(角銅氏)、「気象変動と土砂災害」(笠間氏)、「都市の水災害と水資源」(渡辺氏)について話題提供いただいた上で、災害の発生状況と今後の災害対応について、基調講演の内容も踏まえ、一般市民、民間企業、研究機関、行政機関それぞれの立場から活発な議論が行われました。