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土木学会創立100周年記念コンテスト 最終選考会 結果発表

土木学会創立100周年記念コンテスト 最終選考会 結果発表

2014年10月11日(土)13:00~16:00(開場12:30)
日本科学未来館 7階 未来館ホール(東京都江東区青海2-3-6)
入場無料:200名 (参加自由 満員の場合は入場をお断りする場合がございます)

イベントレポート

 

「未来のT&Iコンテスト」「市民普請大賞」の公開最終選考会が、2014年10月11日(土)に日本科学未来館で開催されました。

◆未来のT&Iコンテスト

【T(テクノロジー)部門】

広く募集したのは「自分たちが実現したい未来の社会」のアイディアと、それを実現するための技術的検討、開発すべき技術提案。未来を創造する、土木の企画力・実行力・総合力すべてを兼ね備えた土木の迫力を問うことを目的に募集したところ、全国から47件の応募があり、一次選考で5チームが最終選考会に進みました。当日は、唯一の学生チームと、社会人チームが工夫をこらしたプレゼンテーションを行いました。

【I(アイディア)部門】

(一社)日本建設業連合会の土木エンジニアの全面協力をいただき、未来を担う子供や一般のみなさんに、未来を創造する力を実感し、共有していただくため 「自分たちが創ってみたい未来」の夢のアイデアを募集しました。アイデアは 紙1枚であれば、絵でも作文でも何でもOK.全国から寄せられた209件の応募作品の中から選ばれた5作品について、その5チームのアイディア提案者を 未来プランナーと呼び、アイデアを実現すべく夏休みに土木のプロフェッショナルである大人の土木エンジニアたちと一緒に技術的検討を行い、最終選考会にそなえて工夫を凝らしたプレゼンテーションが行われました。

市民普請大賞】

『市民が主導的な役割を果たしながら、地域を豊かにするために実践する公共のための取り組み』それが“市民普請”として、まちづくり、みちづくり、川や湿地・里山・里海の再生等、地域の防災計画の立案等、市民普請の活動を広く募集したところ、全国から78件の応募がありました。

予備選考にて、予定の20団体を大きく上回る33団体が一次選考会に進みました。選考会当日は、全国から33団体100名以上の市民の皆さまが土木学会の講堂に集まり、8月23日(土)、24日(日)2日間にわたりは熱気あふれる公開討論、パネルディスカッションを行い最終選考に進む5チームを選出しました。

 

10月11日、最終選考会ではグランプリを獲得するために各部門 5チーム 計 15チームが趣向を凝らしたプレゼンテーションを行いました。選考委員による厳正な審査の結果、最優秀賞各1件、グランプリ1件、準グランプリ2件が決定しました。

 

未来のT&Iコンテスト 

・アイデア部門 最優秀賞: チーム藤井 / 「ゆたかな森のおがくず道路」

・テクノロジー部門 最優秀賞: チーム市川 / 動いちゃうんです!~災害を学び、災害に備える都市~

市民普請大賞

・グランプリ:特定非営利活動法人グランドワーク三島 / 市民・NPO・行政・企業による地域協働システムの構築で「市民普請力」を育成

・準グランプリ:京都府立宮津高等学校建築科 / 建築の学びを活かしてみな笑顔!

・準グランプリ:NPO法人道普請人 / 日本の新しい国際貢献、道普請のススメで貧困削減 ~アフリカ、アジア、太平洋州での住民参加による未舗装道路整備活動の啓発~