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どぼくカフェ&イブニングシアター at札幌駅前通地下広場 開催報告

どぼくカフェ&イブニングシアター at札幌駅前通地下広場 開催報告

2014年7月5日(土) カフェ15:00~17:30・シアター18:00~20:00
札幌駅前通地下歩行空間 北大通交差点広場東側(ビッセ側)
※土木コレクション2014 in札幌との共催

イベントレポート

 

札幌駅から大通公園を南北につなぐ「地下歩行空間」にて「どぼくカフェ」を開催しました。

同時期に開催していた「土木コレクション」のパネルの紹介からはじまり、「どぼくカフェ」のメインイベントのトークセッションがスタートしました。

 

パネリストの澤充隆氏(ドーコンモビリティデザイン取締役)からは、札幌都心部でのサイクルシェアリング事業「ポロクル」や未来の良好な自転車利用環境創出を目的とする市民参加型のプロジェクトである「ミライサイクル」、「自転車走行マナー啓発」についての話題提供をいただきました。

また、服部彰治氏(札幌大通まちづくり株式会社 取締役統括部長)からは、昨年度、札幌都心の歩道上に設置された食事購買施設「座ろうテラス」や、休日等に道路の通行規制を行い様々なイベントを実施している「さっぽろホコテン」、自分たちの住む街をもっとキレイでカッコイイ街にすることを目的に定常的に活動を実施している「Green Bird札幌チーム」、さらに、次年度開業予定の「市電(ループ化)」などについての話題提供をいただきました。

さらに、松本宏美氏(まほうの絵ふで主任講師)からは、2007年から主に道路において、子どもたちとクリエーターが一緒に実施している「ロードアート」について、映像を交えながら、話題提供をいただきました。

その後、室蘭工業大学有村先生のコーディネートのもと『道路など身近なインフラの存在はあって当たり前のもの?』、『道路などのインフラを「市民がより楽しく・安全に使う」ために・・・』をテーマに、これからの移動手段とインフラの関係性、札幌の都心のこれから、アートとインフラのかかわり方はどうあるべきかなど楽しい議論が展開されました。

 

どぼくカフェ終了後には、イブニングシアターも開催され、今回は北海道新幹線が走行する「青函トンネル」の歴史や当時の建設記録を紹介した映像と、東北新幹線が走行する盛岡-八戸間に施工された延長25.8kmの世界最長陸上トンネル「岩手一戸トンネル」の建設記録を紹介した映像が上映されました。

その後、北海道新幹線事業の建設主体である独立行政法人 鉄道・運輸機構 鉄道建設本部 北海道新幹線建設局 湯澤計画課長より、「新青森・新函館北斗間」、「新函館北斗・札幌間」の概要についてお話しを伺いました。

参加されたみなさんには「どぼく」の雰囲気を感じ取っていただけたと思われます。