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土木学会全国大会にて若手技術者国際ワークショップを開催

土木学会全国大会にて若手技術者国際ワークショップを開催

開催日時:2013年9月5日 13時00分~17時45分
開催場所:日本大学生産工学部(千葉県習志野市)

イベントレポート

 

土木学会全国大会にて若手技術者国際ワークショップを開催

 開催日時: 2013年9月5日 13時00分~17時45分
 開催場所: 日本大学生産工学部(千葉県習志野市)

 土木学会100周年事業実行委員会国際部会と国際センター留学生グループは共同で、土木学会全国大会(日本大学生産工学部)にて、若手技術者国際ワークショップを開催しました。

全体集合写真

 

 ワークショップのテーマは 'Your Career as a Civil Engineer and Our Future Society' であり、参加者は、主にサマーシンポジウムに論文投稿をした留学生と若手技術者、更に土木学会各支部からの推薦者の計35名でした。内容は、約40年後までの将来を想定したうえで、社会や環境の変化とそれに伴い起こりうる課題、土木工学の役割、その中での自身のキャリアについて、参加者間でグループディスカッションを行い、最後に発表をするものです。


 

会場の様子
 

 ワークショップの冒頭では、土木学会100周年事業実行委員長の藤野陽三教授(東京大学)から日本の土木工学の歴史と若手技術者への期待が述べられました。また、日本企業で活躍する元留学生として、Phan Huu Duy Quoc氏(清水建設)から、自身の経験や日本で働くことについてのプレゼンテーションがあり、参加者は熱心に聴講しました。

 
プレゼンテーションの様子

 

 グループディスカッションは、約6名のグループ構成で、まず事前に準備した自身の考えについて述べ、参加者間での共通点や相違についての議論を通しそれぞれの考えを深化させた。多様な国から参加者の意見は、国の発展や成熟度によっても異なり、教育、技術開発、地球環境、国際協力など多岐にわたり、活発な意見が交わされました。

 
グループディスカッションの様子

 

 その後、参加者全員がそれぞれの意見を、A2サイズのポスターに手書きで纏め、1人1分のプレゼンテーションを行った。限られた時間の中で、ユニークでカラフルなポスターが出来上がり、プレゼンテーションは大いに盛り上がりました。ポスターを掲示してのディスカッションの時間も設けられ、参加者間の交流も深まり、若手技術者が将来の課題と自身の将来を考える機会となるとともに、参加者同士のネットワークを広げる貴重な機会ともなり、有意義なワークショップとなりました。

 
参加者のプレゼン

 

 来年度の全国大会(大阪大学)では土木学会100周年事業の一環として、海外から若手技術者も招聘し、本ワークショップを拡大して開催する予定です。